いつどこで発生するか分からない災害。
あなたは、いざという時のために食料品を買い置きしていますか?
大きな災害が起きた際、電気、ガス、水道、通信、交通などのライフラインが復旧するには、一般的に、3日と言われています。
災害後、72時間は、人命救助、救急活動を最優先しているので、物資支援が遅くなってしまう可能性があります。
この記事は、非常食は何を用意すればよいのか、ローリングストックとは何か?家での非常食の保管場所を紹介します。
非常食は、最低でも3日分必要です。
余裕があれば、1〜2週間分備蓄しておくと安心です。
非常食は、どんなものを用意すればいい?
非常食とは、震災などの非常事態などにより、食料の確保が困難になった時の為の食料を非常食といいます。
代表的な非常食を紹介します。
- 飲料水
- 米・アルファ米・パン
- 缶詰
- レトルト食品
- チョコレート
などです。
1人で3日分の非常食の目安を紹介します。
飲料水 9L
生命を維持するために水は欠かせません。
普段から備蓄に備えましょう。
水は、飲料用、調理にも使用します。
ご飯・アルファ米 ・麺・パンなど 9食分
アルファ米とは、お湯や水を注ぐだけで食べられます。無洗米は、お米を洗わずに使えるので、災害時に向いています。
パンは、ふわふわの状態で、缶詰に入ったものがあります。
パックご飯、レトルトおかゆ、パスタ、うどんなどの乾麺、インスタント麺など種類も多数あります。
缶詰・レトルト食品 9食分
肉や魚の缶詰、レトルトカレー、シチュー、パスタソース、レトルトおでんなど飽きないためにも色々な種類を選びたいですね。
常温保存でき、賞味期限が長いものが多い。
乾物・スープ・野菜ジュース
インスタント味噌汁、トマト水煮、コーンの缶詰、乾燥した野菜、乾燥わかめ、ふりかけ、野菜ジュースなどの野菜を摂る事がおすすめです。
果物
フルーツ缶詰、ドライフルーツは長期保存ができるので便利です。
お菓子
ストレス軽減のためにも、食べなれたお菓子があると安心できます。
飴、ラムネ、チョコレート、クッキー、ゼリー飲料などが、おすすめです。
1週間だと、約倍の量が必要です。
家族の人数分ですとかなりの量になります。
そのため、日常的に食べている食品を多めに蓄え、食べた分だけ補充するローリングストック方法がおすすめです。
ローリングストック方法とは?
ローリングストック方法とは、備蓄した食料や、飲料水を消費期限が近いものから、定期的に食べていき、無くなった分を新しく買い足していく方法です。
非常食は、災害時まで食べないのではなく、日々の食事に取り入れながら、3日分の量をキープしましょう。
ローリングストック方法のメリットとは?
ローリングストック方法のメリットを紹介します。
災害時にも普段から慣れた味を食べられます。
非常食の賞味期限切れを防ぐ事ができる。
災害時の買いだめを防げます。
ローリングストック方法は、メリットが多いので、実践しやすいですね。
非常食の保管場所はどこ?
非常食の保管場所は、家の中のどこが良いのでしょうか?
家の中のどこに置けばよい?
非常食は、避難経路に沿った場所、玄関や廊下に非常食を置いておきましょう。
家の中でも、2カ所以上に分けて保管するのがポイントです。
地震で備蓄場所にたどりつかない事も想定し、非常食を分けて置いた方が良いでしょう。
高温多湿、直射日光の当たる場所には置かない様に注意しましょう。
非常食とともに用意しておくものは?
非常食とともに、用意する防災バックの中身を紹介します。
食料品・飲料水・給水袋
食用ラップ・アルミホイル・紙皿
貴重品・携帯・携帯ラジオ・懐中電灯・ライター
衣類・下着・タオル・履物・雨具・軍手・ビニール袋
常備薬・救急セット・マスク・ティッシュ・筆記用具
簡易トイレ・トイレットペーパー・生理用品など
非常時は、水でお皿を洗う事が困難かと思われるので、お皿にラップ、アルミホイルを使ったり、食品を混ぜる時に、ボールの代わりにビニール袋を使用し洗い物を出さないように工夫することも大事です。
まとめ
非常食は、最低でも3日分必要です。
余裕があれば、1〜2週間分備蓄しておくと安心です。
非常食には、飲料水、米・(アルファ米)・麺・パン、レトルト食品、缶詰、乾物・スープ・野菜ジュース、果物、お菓子などを取り揃えましょう。
ローリングストック方法とは非常食を日常の食事でも使い、使った分だけ買い足しをしていく方法です。
普段食べ慣れている味のものがおすすめです。
非常食は、避難経路に沿った場所、玄関や廊下に非常食を置いておきましょう。
非常食は、調理不要で食べられるもの、栄養が補えるものを揃えておくのが大切ですね。
読んでいただきありがとうございました。