志望校に向けて頑張って勉強する日々、しかしなかなか思うように成績が上がらず
疲れてしまう事もあります。
「もう受験勉強疲れた…。」と悩んでいませんか。
なぜ疲れを感じるのでしょうか?
この記事は、「受験勉強疲れを感じる原因」「受験勉強に疲れた時に起こる症状」「受験勉強に疲れた時のリフレッシュ方法」を紹介します。
ムームードメイン受験勉強疲れを感じる原因は?
疲れを感じる原因を紹介します。
長時間同じ姿勢
長時間同じ姿勢で勉強をしていると、血流が悪くなり体が凝り固まってしまいます。
長時間前屈みになってしまうと、首、肩こり、腰痛の原因になることもあります。
眼精疲労
勉強を続けていると、教科書、問題集などの小さな文字を目で追うため、目が疲れてきます。
教科書の文字が、かすんだ見えたり、歪んで見えたり、目も乾き不快感を感じます。
脳の栄養不足
受験勉強で、頭をフルに回転させると必須の栄養素であるブドウ糖が不足していきます。
脳に一番必要な糖分が足りていない状態になりますと脳は疲れてしまいます。
ストレス
受験生は、「成績が上がらない」「分からない問題が多い」「時間に追われている」などどうしてもストレスを感じやすくなります。
親からの「勉強してる?」の声かけもプレッシャーになります。
「長時間同じ姿勢」「眼精疲労」「脳の栄養不足」「ストレス」などが、疲れる原因になります。
疲れてしまうと、どのような症状が起こるのでしょうか?
ムームードメイン受験勉強に疲れた時に起こる症状
勉強に疲れた時の起こる症状を紹介します。
- 体が凝る
- 目が疲れる
- 考えがまとまらない
- 勉強のやる気が起きない
- 集中出来ない
- ミスが多い
- 怒りっぽい
- イライラする
- 頭がぼーっとする
- 眠気がある
このような状態の時は、疲れているサインです。
疲れたまま勉強を続けても効率的ではありません。
気分転換してから、勉強に取り組みたいですよね。
そんな時のリフレッシュできる方法はあるのでしょうか?
この記事は、受験勉強に疲れた時のリフレッシュ方法を紹介しています。
受験勉強に疲れた時のリフレッシュ方法15選!
受験勉強に疲れた時の、リフレッシュ法を紹介します。
ストレッチする
長時間同じ姿勢で勉強をしていると、無意識の内に姿勢が前のめりになってしまいます。
姿勢が悪いまま勉強をしていると、血流が悪くなり体が凝り固まってしまいます。
ストレッチする事で、血流が良くなるため疲労の回復に効果的であるとされています。
- 前屈する
- 首を左右に傾けて伸ばす
- 肩甲骨周り
- 座りながら腰をひねる
- アキレス腱を伸ばす など
痛くなりすぎない、気持ちが良い程度に行いましょう。
正しい姿勢でのポイントを紹介します。
- 椅子に深く座り膝を揃える
- 机と体の間は、拳1個分あける
- 膝下を床に垂直に下す
- お尻を後ろに引くように意識して背筋を伸ばす
- 胸を張ってしまわないようお腹をまっすぐ伸ばす
- 顎を引く
姿勢を意識してみましょう。
目を休ませる
教科書や、問題集、動画解説を見る時間が長いと、目を酷使してしまいます。
目の疲れは、集中力の低下につながります。
教科書やノートに顔を近づかすぎると目が疲れやすくなるので、なるべく離しましょう。
目の疲れがとれるよう気分転換をしてみましょう。
- 目を閉じる
- 外を眺める、遠くを見る
- 意識してまばたきの回数を増やす
- 目薬をさす
- 目元の周りをマッサージする
- 目元を温める
眼精疲労に効果的な、ビタミンB1、B2のB群は豚肉、ナッツ類、キノコに含まれています。
目に良い果物は、ブルーベリー、カシス、クコの実、プルーン、ドライチェリーです。
目に良い食べ物を、積極的に摂りましょう。
手軽に目元を温めるには、ホットアイマスクがおすすめです。
温める事で、目の周りの血行が良くなります。
目の疲れを解消することが、勉強するうえで重要です。
無理せず目を休ませましょう。
水分補給する
勉強中に集中力を高める飲み物を紹介します。
- 紅茶
紅茶には、集中力をアップさせる「カフェイン」「テアニン」が豊富に含まれています。
紅茶の香りで、リラックス効果もあり、ストレス緩和にも効果的です。
- 緑茶
集中力をアップさせる「カフェイン」「テアニン」が豊富に含まれています。
- 強炭酸水
発泡感が良い刺激になり、勉強中の気分転換ができます。
糖分が気になる方は、無糖タイプがおすすめです。
- クエン酸飲料
柑橘系の果物やお酢に含まれるクエン酸には、疲労回復効果があります。
- ココア
ココアに含まれる「テオブロミン」「ポリフェノール」は、血管を広げて血流を促進できる効果があります。
勉強中に飲むと脳の血行が良くなり、集中力アップ効果が期待できます。
「テオブロミン」にはストレス緩和してくれる効果もあり、リラックスしながら勉強が続けられます。
注意点
「カフェイン」が入っている飲み物は、飲みすぎると睡眠リズムを崩す原因になる事もあります。
寝る3時間前には、カフェインを摂らないように気をつけましょう。
甘い飲み物を飲みすぎると、血糖値が急上昇し眠気を感じてしまう場合もあります。
カフェイン、甘い飲料は、適量を心掛けましょう。
糖分補給する
勉強に疲れた脳を回復するには、脳のエネルギー源である糖分を補給します。
長時間の勉強を乗り切るためにも、勉強の合間に糖分を補給しましょう。
勉強中のおすすめのお菓子を紹介します。
ラムネ
ラムネは、脳のエネルギー源であるブドウ糖を効率的に摂取できます。
大粒なので、食べ応えがあります。
袋タイプで、大粒ラムネが取り出しやすいです。
チョコレート
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールを摂取すると、脳の血流量および認知機能をアップさせるBDNFという栄養素が増える可能性がある事が分かっており更にストレスも軽減できると言われています。
グミ
噛む事で脳の働きを活性化させます。
噛み応えのあるハードグミがおすすめです。
ガム
噛むことで脳の働きを活性化します。
長い時間噛み続けられるガムは、勉強中にとても合っています。
ドライフルーツ
食物繊維が多く噛み応えがあります。
脳の活性化も期待できます。
あらかじめ食べてよい量を決めておき、食べすぎに注意しましょう。
音楽を聞く
音楽は、疲れた人の心を癒してくれます。
アップテンポな音楽はエネルギーや活力を与え、優しくスローな曲は不安や緊張を和らげます。
特に自分が好きな曲やアーティストの音楽は、ポジティブな気分になります。
ゲームをする
好きなゲームができるのが、子どもにとって一番のリフレッシュになっている気がします。
勉強が一区切りしたら、時間を決めて楽しみましょう。
お笑い番組、動画を見る
お笑いを見ることで、つい楽しくて集中してしまう事があります。
笑う事で、脳内ホルモン「エンドルフィン」が分泌され、副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせる働きがあります。
笑う事で、ストレスから解放され勉強の疲れが緩和に。
笑う事で、新たな情報を記憶する時に使われる海馬を活性化させ、記憶力アップにもつながります。
よく笑うことは、良いリフレッシュになりそうです。
外に出る・散歩する
家の中、塾の自習室、図書館など同じ空間に、長時間いる事で「解放されたい、外に出たい」という気持ちになります。
長時間座りっぱなしで、勉強を続けると疲れてきます。
身体を動かすことでリフレッシュできます。
散歩すると下半身に再び血が巡り、脳にも十分な血流が行き渡り、低下していた脳機能が回復します。
散歩中は勉強の事を考えずに、足の感覚に意識を向け、無心になることがポイントです。
好きなスポーツをするのも、良い気分転換になります。
家族・友人・先生と会話する
友人とのおしゃべりは、勉強とは全く関係無い話で気分転換が出来ます。
つい親の立場だと「勉強進んでいる?」などと聞いてしまいます。
勉強に関係ない話しをした方が、子どもの負担になりません。
切磋琢磨できる友人なら、会話する事で気分転換にもなりますし、「自分も頑張ろう」という思いになります。
塾の先生は、毎年受験生に勉強を教えている頼れる存在です。
子どもは、塾に話しやすい先生がいるようで気分転換になっているようです。
話しを聞いてくれるだけでも、安心できそうですね。
瞑想する
姿勢を正して座り、目を閉じてゆっくり鼻呼吸しましょう。
視界からの情報を遮断し、呼吸に集中することで、脳が休まります。
勉強する場所を変える
家の机で、勉強していると行き詰まったり集中力が途切れてしまいます。
塾の自習室、図書館など勉強する場所を変えると気分転換になります。
休憩する
人の脳が、集中できるのは、45~90分と言われています。
この時間を超えて勉強しても、脳に疲労がたまり、集中できなくなります。
疲れを感じたら休憩しましょう。
5~10分休憩する事で、疲労を溜めにくくなります。
休憩をとるタイミングは、あえてキリが悪いタイミングで休憩したほうが、次に再会する際にスムーズに勉強が再開できます。
昼寝する
「どうしても眠い」眠気があるときは、思い切って昼寝すると良いでしょう。
15~20分の短時間の睡眠でも、疲れがとれて、勉強に集中できます。
30分以上睡眠ですと、長時間の睡眠に移行し、目が覚めにくくなるため注意が必要です。
出来れば15時までに昼寝するようにしましょう。
それ以降に寝てしまうと、夜の就寝に支障をきたす恐れがあるので注意しましょう。
入浴する
温かいお湯に浸かるだけで、体が温まりリフレッシュできます。
疲労回復のためにも、シャワーより湯船にゆっくりとつかりましょう。
お気に入りの入浴剤で癒されたいですね。
寝る2~3時間前までにお風呂に入るとリラックス効果が得られます。
寝る直前の入浴は、寝つきが悪くなるので避けましょう。
日頃からしっかり睡眠をとる
睡眠時間の確保はとても重要です。
緊張や不安で、眠れなくなってしまう事があるため、日頃から決まった時間に寝るように習慣づけておきましょう。
必要な睡眠時間は、6~8時間程度です。
寝不足は、集中力がなくなる大きな原因です。
睡眠時間はしっかり確保し、早寝早起きを心掛けましょう。
リフレッシュして、少しやる気が出てきたでしょうか。
「よし頑張ろう!」と少しは、思えてきたでしょうか。
モチベーションが上がってきましたら、志望校を合格した先輩たちの合格体験談を読む事をおすすめします。
高校受験合格体験談とは?
合格体験談は、合格した先輩達からのメッセージが載っています。
先輩達からのメッセージを紹介します。
- 辛い事がありますが、それを乗り越えるたびに何ものにも代えがたい充足感が得られます。
- 後悔しても後戻りできません。自分がすべきことを一つずつ大切にすることで、可能性が広がります。
- 結果を出すために小さな事からこなしていき、より良い未来のために頑張ってください。
実際に受験を乗り越えた先輩達の言葉は、重みがあります。
先輩も、不安を抱えながら勉強していた様子を知る事ができて、「自分だけが辛い訳ではない」「先輩達も悩みながらも勉強して合格した」と励まされる事が多いと思われます。
合格した時のイメージがしやすく、モチベーションが上がりそうですね。
合格まであと少し…リフレッシュしながら、受験勉強乗り切りましょう。
まとめ
受験勉強疲れを感じる原因・受験勉強に疲れた時に起こる症状・受験勉強に疲れたときのリフレッシュ方法をまとめました。
疲れを感じる原因
- 長時間同じ姿勢
- 眼精疲労
- 脳の栄養不足
- ストレス
勉強に疲れた時の起こる症状
- 体が凝る
- 目が疲れる
- 考えがまとまらない
- 勉強のやる気が起きない
- 集中出来ない
- ミスが多い
- 怒りっぽい
- イライラする
- 頭がぼーっとする
- 眠気がある
勉強に疲れた時リフレッシュ方法
- ストレッチする
- 目を休ませる
- 水分補給する
- 糖分補給する
- 音楽を聴く
- ゲームをする
- お笑い番組、動画を見る
- 外に出る・散歩する
- 家族・友人と話す
- 瞑想する
- 勉強する場所を変える
- 休憩する
- 昼寝する
- 入浴する
- 日頃からしっかり睡眠をとる
身体的な疲れ→ストレッチする・水分補給・休憩する・仮眠する・入浴する
目の疲れ→目を休ませる・休憩する・仮眠する
頭の疲れ→水分補給・糖分補給・休憩する・仮眠する
心の疲れ→家族・友人と話す・瞑想する・外に出る・散歩する・休憩する
気分転換したい→勉強場所を変える・音楽を聴く・ゲーム・お笑い番組・動画を見る
さまざまな疲れに合ったリフレッシュ方法で、受験勉強に集中できればと思います。
規則正しい生活を送り、食事をしっかり3食食べ、必要な栄養を摂りましょう。
受験の辛さを乗り越えた先輩たちの合格体験談を読む事で、モチベーションが上がります。
「勉強する時は勉強し、リフレッシュしたい時は、しっかり休む」メリハリが大事です。
気持ちを切り替えてから、勉強に取り組みましょう。
今まで勉強してきた知識と経験は、決して無駄にはなりません。
今は、辛い時期だと思いますが、気分転換をしながら、勉強に取り組む事で、志望校の合格につながります。
大きな困難を乗り越えた自信は、「一生ものの価値」があります。
辛いときこそ成長できるチャンスです。
読んでいただきありがとうございました。